何故インデックスファンドを使うのか①
本記事は私(投資の素人)の勉強で得た知識をまとめたものです。内容の正しさについては保証しかねますので、投資の際にはご注意ください。
よく投資関連の本を読んだりすると、分散するとリスクが減るという話をよく聞きます。
ところでリスクって何でしょうか?
簡単にいえば、「リターンの変動(振れ幅)の大きさ」がリスクで、「値上がり益」がリターンです。リターンというと利益が頭に浮かびますが、損失もこの中に入ります。投資は貯金とは異なり、いつ売却するかによって儲け(損失)が変わってきます。投資で怖いのは、このいつ売るかによって値段が変わるということでしょう。
そこでいつ売るかで資産があまり変わらないようにするためにリスクを抑える必要があります。
リスクを抑えるにはどうすればいいのか?
その方法の一つが「投資する対象をいくつかに分ける」というものです。
一つの会社(A社)だけに投資をすると不祥事が起こるなどして暴落した際に自分の財産も大きく減るでしょう。東京電力で起きた原発事故のことを思えば、どんな企業も不祥事からは逃げられないと思われます。
二つ以上の企業に投資をしていればたとえA社が下落したとしても、別企業の株価がそのままの価格であれば損失は少なくなります。逆にA社の株価が上昇した際に、別企業の株価がそのままなら1社のみに投資していた方が利益は増えます。
株式だけでなく債券に投資することで、株式に投資するよりもさらにリスクを抑えられます。
つまり1社のみに投資をした方が儲けが大きくなる分、損失も大きくなります。2社に分けて投資をすると損失が少なくなる代わりに、儲けも少なくなります。どちらが良いかは儲けが大きい方がいいという一発逆転タイプ、損は少ない方がよいという臆病者タイプと様々な人がおり、性格によって変わりますので一概には言えません。
私の場合は臆病者タイプですので、何社にも分けています。
とはいえ何社にも分けて投資するとお金がいくらあっても足りません。
そこで投資信託の登場です。投資信託とは多数の個人よりお金を集めてお金を運用する仕組みのことです。投資信託にお金を預けることでたとえ500円(500万円ではないです)であったとしてもいくつもの会社に投資することが出来ます。*1
投資信託にも様々な種類がありますが、その中でもインデックスファンドというものに投資をしています。 この投資信託の特徴については後日記事にいたします。